六文銭の部屋へようこそ!

心に映りしよしなしごと書きとめどころ

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

いつそうなるかわからないやもめ男の「最後の晩餐」

いつも昼餉の紹介をしているが、今回はある日の晩餐を。 いつ、「最後の晩餐」になるかわからない年齢、かといって毎回心して作っているわけでもない。いつもながらの在庫と相談しながらの手抜き料理。 左奥はカリモリのぬか漬け。ぬか床はもう20年以上、冷…

書から目を上げる時 機関車たちは多様で美しい

岐阜の養父母のもとへもらわれてきて以来、80年ほど岐阜住まいである。途中、就職し、結婚しての数年間だけ名古屋に住んだことがある。 しかし、学生時代5年、就職時代10年、居酒屋時代30年は、名古屋へと通っていたことになる。そのせいで、岐阜県民ながら…

【絵日記】葉月、やもめ男の昼餉あれこれ

たかが昼餉のために、想を練り、時間をかけて何かを作ろうとは思わない。そのコンセプトはただただ、前日の残り物をどう活かすか。あるいはどうかんたんに、見た目も味も「らしい」ものを作るかだ。 当然、失敗作もある。それらも含めて、八月分を一挙大公開…

フランス作家の韓国小説? 『ビトナ ソウルの空の下で』を読む

いつものように、同人誌の締切に追われ、そのための様々な資料を読み漁る合間に、箸休めのようにして小説を読もうと(こんな態度は、小説や文学を愛する人からはひどく軽蔑されるだろうな)、図書館の新着図書コーナーで目についたのがル・クレジオの『ビト…

東大寺荘園の1200年の耕地が終わるとき

私の住む岐阜市の茜部は、その地名を東大寺の荘園、茜部荘に由来するといわれる。歴史に残る年代としては818年の記録があるから1200年の歴史があることになる。 茜部は、服部が衣服の生産に発するように、当時、高貴な染料とされた茜色のための茜草を生産し…

クリニックの帰り 単純に田の向こうの建物

しばらく書き込んでいませんでした。 次回、ちょっとまとまった一大歴史ヒストリーを書きます。 これは、それまでの繋ぎです。

8月6日 ちょっと政治的な二題

1959年か60年の原水協(原水爆禁止日本協議会)の全国大会で広島に行った際、当時の革新系は「アメリカの原爆はやばいが、ソ連の原爆はキレイ」というへんてこな論理でアメリカのみを非難する方向に傾いていた。それは違うだろうと学生中心の全国の有志で広…

「あいち2022」ならぬ「なごや2022」の超芸術活動 その1

「あいちトリエンナーレ2019」というのを覚えていらっしゃるだろうか。ここでの「表現の不自由展」での大村愛知県知事の処置の不適切さをあげつらった河村と高須の脱線コンビが、何十万という偽リコール署名を生み出す格調高き場外乱闘で有名になったあの国…

イヌワシ・沖縄・ソーキそばとOさん

SNSで20年近く前からお付き合いがあるOさんが、旅の途次、名古屋で一泊されるとのことで、「逢いませんか」とのお誘いが。他ならぬOさんと逢えるのなら、親の葬式以外なら是非と思った。ということは、両親の葬式をとっくに済ませ、あとは自分の葬式だけとい…

フランスで110万部を売ったというゴンクール賞作品『異常』を読む

ゴンクール賞といえば1903年に始まったフランスの伝統ある文学賞で、日本でいえば芥川賞に相当するだろうか。かといってその権威などよく知らない私は、それを追っかけたりはしたことがない。 例外的には、2010年に『地図と領土』でこれをとったミッシェル・…