六文銭の部屋へようこそ!

心に映りしよしなしごと書きとめどころ

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

おせちができました!

これは8合目ぐらい。まだできていないものと、お重への盛り付けが残っている。 できました。手前左手は既製品です。かまぼことテリーヌ類ですが、かまぼこの切り方に少し仕事を施してみました。 父母譲りの田舎料理ですが、自分の好みは、きんぴらごぼう、た…

おせちの下ごしらえ

基本的には明日作るが、仕込みに手間がかかりそうなものや、時間をとられそうなものを今日中に手配した。 まずは黒豆。昨夜から水に浸しておいたものを火にかける。アク取りをしかりしたあと、弱火で3~4時間煮込む。これはアク取りをして煮込み始めたところ…

『夜と霧』再読と村田諒太選手へのお詫び

必要があって、60年ほど前に読んだヴィクトール・E・フランクルの『夜と霧』を再読した。 この書は、ナチス収容所が凄惨な死体生産工場であるとともに、生きている人間をも徹底して心身ともに破壊する場所であることを知らしめた初期の記録である。 当時私が…

今年最後の野菜の買い出し(@農協野菜売り場)とおせちのカウントダウン

合計15品目を買った。締めて1,658円。最高額が、亡き連れ合いのための供花、230円。これからしてほかの品目が平均、100円以下であることがわかるだろう。 このお値打ちさは本当にありがたい。 一番安かったのは、小ぶりの大根で50円、その次は聖護院大根の70…

飲み屋街の灯を消すな!【本邦初公開写真付き】

いわゆる飲み屋や飲み屋街が存続の危機にあえいでいる。 もうとっくに廃業に追い込まれたところもあるし、今年ダメだった分をこの年末でと意気込んでいた店も、そのマイナスを取り返すどころか、客足が遠のいたままという惨憺たる有様である。 この年末を期…

現代「まっくろけ節」考

大正時代に流行った「まっくろけ節」、調べてみたら以下のような歌詞がありました。 https://www.youtube.com/watch?v=ubBqGXp9erQ・森友が 安く叩いた 国有地 妻も私も 知らぬこと 一皮剥いたら まっくろけのけ オヤオヤまっくろけのけ・加計には 便宜図っ…

暖かかった冬の日の身辺雑記二題

■今年は、玄関先の南天が例年になく鮮やかに紅葉した。道行く人が立ち止まって「きれいですね」と言ってくれるレベル。 これは二十数年前、父が他界した際、その庭から移植したもの。ところで私は、父が生きた年齢まであと3年ほど。 ■絶好の洗濯日和。乾した…

鮟鱇(アンコウ)の肝を調理しながら・・・・。

これをラップで巻いて巻き簀で円筒形に整形 鮮度の良さそうな鮟鱇(アンコウ)の肝が数百円で出ていたので即ゲット。今季、初見参である。というより、久しぶりの調理といって良い。 先般、一人飯ほど気楽でいいものはないといったことを書いたが、デメリッ…

貧者の強がり食生活論 ステーキ会食に寄せて

自称ガースーさんが参加されたステーキ定食会、お一人の予算は6〜7万円とか。わが家の一ヶ月の食費をゆうに上回る。 こんな風に金に糸目をつけずに食をとれたらと羨ましく思う反面、そんな事になったら私の食はきっと弛緩し堕落するだろううと思う。 なぜな…

【最強のコラボ】柿の種とピーナッツの物語

年寄りは口が卑しくなるといいます。もちろんそれに当てはまらない人も多いのですが、なにを隠そう私はどんぴしゃりそれに相当し、したがってしばしば食い物の話をします。 とりあげるのは誰しも一度は口にしたり見たりしたことがある「柿の種とピーナッツ」…

老女はひたすら故郷を目指す 樽見鉄道の旅から

過日、校下のサークルの人たちと、岐阜県内の三セク鉄道、樽見鉄道の一日フリーきっぷを使っての日帰り旅に出かけた。 まず大垣駅から北上し、終点の樽見駅まで行って、あとは折返し、ここぞというポイントで下車しながら、附近を散策し、写真を撮ったりして…

【ある昼餉の記録】作って食う、これぞ一人飯の快楽

タイトル通りだ。自分で作って、自分で食う。作るも自由、食うも自由。誰にも指図されず、誰にも文句は言われない。これぞ食の快楽のひとつ。 昼餉にダラダラ時間をとることはできない。どれもが、残り物や期限切れ近い在庫の処理をも兼ねた即席で、調理時間…

日本海の幸をその日の夕食にいただける至福!

日本海で泳いでいた魚を、その日の夕方には口にできる。とりわけ海なし県の岐阜に住まいする者にとってはありがたいことこの上ない話である。 決して物流の進歩を讃えているわけではない。釣り人の好意への感謝を伝えたいのだ。しかも、愛知県に帰る経路から…

そこにある世界での生 小説『中央駅』(キム・ヘジン 生田美保:訳 彩流社)を読んで

なんでこんな本を読んでしまったのだろう。 後悔しているわけではないが、そのもって行き場のないような読後感に打ち圧しがれている。 必要があって論文調のものばかり読んでいるのだが、それが続くと自分の感受性のようなものが妙に偏って、概念先行型とい…

八二歳の初体験!

生まれてはじめて、インフルエンザの予防接種というものをした。人に勧められたせいもあるが、「馬鹿は風邪を引かない」というこれまでの信念が揺らぎ始めたせいもある。 最初申し出たのが11月中頃で、その折は今季は既に予約でいっぱいですと言われ諦めてい…

【赤カブ变化】今度は甘酢漬け

私の握りこぶしより二まわりほども大きい赤カブを三個、農協の野菜売り場で100円でゲット。このお値打ちさはありがたい。 先般はもう少し小ぶりのものを漬物にしたが、今回は甘酢漬けにすることに。昆布、鷹の爪、柚子は欠かせないアイテム。 漬けてまだあま…

美味しいおでんへのオマージュ 私が守っていること

【今季初おでん】 大阪の老舗おでん店にいた板場に教わったノウハウ。その核心は、出汁を濁らせないで澄んだままで仕上げること。 そのためにすること。 1)大根、こんにゃくはそれぞれ湯がいてアクを取る。大根は時間をかけて。 私は大根は小糠を入れて透…

【おせっかいな雑感】『「人間以後」の哲学 人新世を生きる』(篠原雅武 講談社選書メチエ)を読んで

サブタイトルの「人新世」というのは、人間の営みが地質、気候、生態系などにわたって地球的環境に重大な影響を与えるようになった地球的年代の呼称といえる。 いつをその起点にするかは諸説あるが、古くは人間が農耕生産をはじめたときからとするものや、大…

赤い蝋燭の人魚姫とフクイチ 人間的尺度の外部としての自然について

以下は、私の家の近くで、長年ウオッチングをしてきたかつての美田が、耕作者の急逝により後継者もないまま三年を経て、見る影もない荒れ地に変じた様を見ながら考えた事柄である。 かつてひとは、荒ぶる大地の雑草茂る平原や雑木林を開墾し、人間的尺度の世…